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Dropbox解約後、どのクラウドに乗り換えるか — Google One・iCloud+・OneDrive・pCloud・Boxを2026年の料金で比較

「解約したい」の次に必ず来る質問が「じゃあ次はどこ?」です。料金表と判断フローを1枚にしました。

更新: 2026年10月 · 読了 約8分 · 執筆: 坂口亮介(Lumina Spark)

本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。順位や評価は報酬の有無と無関係に、料金と用途だけで書いています。

Dropboxの年額が上がった、家族プランを使い切れていない、会社がGoogle Workspaceに統一された。理由は何であれ、解約の前に乗り換え先を決めておかないと、無料枠(2GB)に落ちた瞬間に同期が止まり、共有リンクが切れます。解約の手順そのものは別の記事に書いたので、ここでは「どこへ行くか」だけを扱います。

先に結論: 2TBの料金比較(2026年10月時点)

サービス2TB相当の料金年額換算向いている人
Google One(AI Plus 2TB)月額 ¥1,450¥17,400Gmail・Android・Google Workspaceが中心。Googleフォト容量もここ
iCloud+ 2TB月額 ¥1,800(2026年7月に¥1,500から改定)¥21,600Mac・iPhoneが中心で、写真をiCloudに置く人。家族共有が簡単
OneDrive(Microsoft 365 Personal)年額契約で 1TB + Word/Excel/PowerPoint公式で確認Officeを使う人。容量よりOfficeが主目的なら実質最安
pCloud 2TB 買い切り通常 $499(セール時 $279〜379)一度きり月額をやめたい人。3〜5年使えば月額を下回る
Box個人向けプランは容量単価が高い—法人・チーム向け。個人の乗り換え先としては不向き

価格は改定が多いので、契約前に各公式サイトで確認してください。特にiCloud+は2026年7月に日本で約20%値上げされ、pCloudは年に数回セール(七夕・夏・中秋節・ブラックフライデー)で大きく値が動きます。

買い切り(pCloud)の損益分岐点

「買い切りは得か」は、何年使うかで決まります。1ドル159円で計算した目安です。

pCloud 2TBの購入価格iCloud+(年¥21,600)と並ぶまでGoogle One(年¥17,400)と並ぶまで
$499(通常・約¥79,000)約3.7年約4.6年
$379(中秋節セール・約¥60,000)約2.8年約3.5年
$279(過去の最安・約¥44,000)約2.0年約2.5年

つまり通常価格で買うなら5年、セールで買うなら3年が目安です。「次のPCの買い替えまで」と考えると、3年はだいたい1サイクルです。

pCloudを選ぶ前に知っておくこと(悪い点も) ・「Lifetime」は会社が存続する限りのライセンス。スイスの会社で2013年から続いていますが、永久の保証ではありません
・データの保管場所は米国かEUを選べる。日本にはありません
・日本語のサポートは弱い(ヘルプは日本語化されているが、問い合わせは英語が速い)
・ファイルの暗号化(pCloud Encryption)はプランによって別売り。年によって同梱セールがある
・同期クライアントの出来はDropboxに一歩譲る。仮想ドライブ方式で、ローカルに全部置きたい人は設定を変える必要がある

判断フロー

  1. Word/Excelを月に何度も使う → Microsoft 365。1TBがついてくるので、OneDriveを乗り換え先にするのが一番無駄がない。
  2. iPhone/Macで写真が大半 → iCloud+。写真アプリとの統合に勝るものはなく、家族共有も一番楽。
  3. Gmail・Android・Googleフォト → Google One。月額は最安。AI機能(Gemini)もここに付く。
  4. 「毎月の請求を減らしたい」「5年は使う」 → pCloud買い切り。セールを待てるなら待つ。
  5. 仕事のチームで使う → Google WorkspaceかBox。個人の判断ではなく情シスの判断になる。

pCloud(買い切りプランがあるクラウドストレージ)

2TB / 10TBの買い切りと、月額・年額プランがあります。セール時期の価格は公式サイトで確認してください。Dropbox・Google Drive・OneDriveから直接取り込む機能が内蔵されているので、PCを経由せずに移せます。

pCloudの料金を見る

移行の手順(行き先別)

Dropbox → Google Drive / OneDrive / Box

PCにダウンロードせず、クラウド同士で直接転送します。数GBまでなら手動でも構いませんが、数十GB以上はPC経由だと容量と時間を食います。

  1. Dropbox上でフォルダサイズとファイル数を書き出す(最後の照合用)
  2. 転送ツールで「コピー」モードで転送(「移動」で始めない)
  3. 行き先で開いて確認、共有していたファイルを張り直す
  4. Dropbox側を消す → ゴミ箱も空にする → 解約

私たちのアプリ Universal Cloud Migrator(Mac/Windows、毎月2GBまで無料、Proは¥1,500買い切り)はこの用途のために作りました。コマンドが平気ならrclone(無料)でも同じことができます。

Dropbox → pCloud

pCloudのWeb画面に「Backups(バックアップ)」があり、Dropbox・Google Drive・OneDriveのアカウントを接続すると、pCloud側のサーバーが直接取り込みます。PCは関与しません。取り込み後にフォルダ数・ファイル数を照合してからDropbox側を消してください。

Dropbox → iCloud

iCloud DriveはAPIで外部から書き込む手段がほぼ無いので、ここだけはPC(Mac)経由です。Dropboxフォルダを「オフラインアクセス」で実体化 → Finderで iCloud Drive にコピー → アップロード完了を待つ、の順。数百GBある場合は、外付けSSDに一度落としてからの方がMac本体の容量を圧迫しません。

外付けSSD 2TB(USB-C)Amazon

乗り換え先に関係なくやること

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FAQ

Dropboxに戻る可能性があるなら、解約しない方がいい?

無料枠(2GB)のアカウントは残ります。中身を全部出して空にしておけば、解約しても困りません。「迷っているから有料のまま」が一番高くつきます。

複数のクラウドを併用するのはあり?

「写真はiCloud、書類はGoogle Drive」のような用途分けは合理的です。ただし同じフォルダを2つのクラウドで同期するのはやめてください。競合コピーが増えるだけです。

2TBも要らない。100〜200GBで十分な場合は?

Google One 100GB(月¥250)、iCloud+ 200GB(月¥540)が最安帯です。この容量帯では買い切りの利点はほぼ無いので、月額で問題ありません。

Universal Cloud Migrator

Dropbox・Google Drive・OneDrive・Box の間で、PCにダウンロードせずフォルダ単位で直接転送。毎月2GBまで無料、Proは¥1,500の買い切りです。

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